卑弥呼 -真説・邪馬台国伝- 14
- 内容紹介
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戦乱の中……真の“倭王”は誰か!? 武力による倭国統一を目論む強国・日下の一万の軍勢に対し、
わずか七百の兵で戦いに挑んだ山社連合国軍!!
戦いの最前線に立ち、
敵の総大将・クニクル王子を仕留めることに成功したヤノハ。
宿命の闘いに勝利するのはどちらか……
そして、ヤノハの放った秘密部隊の役割とは――!?
一方、天下分け目の戦いをよそに……
未だ疫病の蔓延する筑紫島の暈では、
“あの巫女”が舞い続けていた!?
本土の最強軍事国家・日下、
筑紫島内の強国・暈。
立ちはだかる二つの国を鎮めるべく
日見子がたどり着いた平和への答えとは!?
- 編集者からのおすすめ情報
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神秘の力を持った本物の「日見子」を殺してしまったことで、
「偽物の女王」として生きる覚悟を決めた本作の主人公・ヤノハ。
この全く新しい卑弥呼は呪術ではなく兵法を駆使し、
敵味方や時に読者の皆様さえ欺きながら、
権謀術数渦巻く古代日本を逞しく生き延びていきます。
最強の軍事国・日下相手に、自ら前線に立ち、挑みかかるヤノハ。
倭国の明日を左右する決戦の行方は――
そして、筑紫島内でも、また不穏な気配が!?
読めば唸ること必至の真・邪馬台国物語。
人々を翻弄し、運命に翻弄される女王の物語。
倭国の王に相応しいのは誰か――是非ご注目ください!!