風の大地 18
- 内容紹介
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ゴルフに全てを賭けた男・沖田圭介の青春を叙情豊かに綴った物語 ▼第1話/30cmの硬さ▼第2話/2つのフルショット▼第3話/運命が愛した者▼第4話/マッチプレー!!▼第5話/最終日、18番ティ▼第6話/それぞれのティショット▼第7話/終局へのアプローチ▼第8話/奇跡▼第9話/カップへ!!
●登場人物/沖田圭介(鹿沼カントリークラブが生んだ、クラブ初のプロゴルファー)、リリィ・マクガン(全英オープンでの沖田のキャディ。キャディの家系に育つ)、クランプトン(かつての天才ゴルファー。一人息子のニックを亡くしている)
●あらすじ/ターンベリーでの全英オープン最終日、16番ホール。ノーマンのボールはピンまで残り71ヤード。フォロー風のため距離感がつかめず、サンドウェッジでもフルショットが出来ない状況だ。しかし、ノーマンは臆することなくフルショットし、ピン横につける。このショットを見た沖田はノーマンともっと戦いたい、そして勝ちたいと強く思うのだった(第1話)。▼17番ホール。2ストロークの差があるとはいえ、ノーマンは慎重になっていた。ノーマンのティショットはフェアウェイのど真ん中に。沖田は、ここでイーグルを取らなければ勝てない。それまでドライバーでのミスは1ホールだけだったにもかかわらず、沖田は2アイアンを手にした。(第2話)。
●本巻の特徴/最終日、18番ホール。トップのノーマンと沖田の差は一打。攻めまくる沖田、その沖田に真っ向から勝負するノーマンの対決はいかに…
●その他の登場キャラクター/河内(1~9話)、木曽(4~8話)、物部麗子(6、8話)