卑弥呼 -真説・邪馬台国伝- 8
- 内容紹介
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“山社を捨て逃げよう” 卑弥呼、逃亡!? 雷鳴とどろく夜、ヤノハを襲ったのはチカラオだった!!
あまりにも無情な運命。
己の意に反して禁忌を破ってしまったヤノハは
現人神の地位を捨て、逃亡の決意をかためる――
その折も折、出雲の巫覡(ふげき)にして王・事代主より、
倭国を平和にするための会談の申し出が届く!?
一方、古のサヌ王の子孫が治める地・日下国の動向を探るべく
海を渡り本土である豊秋津島を訪れたトメ将軍とミマアキ。
待ち受けていたのは、目に見えぬ“鬼”……
人々を殺し、倭国全土を崩壊に導その正体とは――!?
- 編集者からのおすすめ情報
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神秘の力を持った本物の「日見子」を殺してしまったことで、
「偽物の女王」として生きる覚悟を決めた本作の主人公・ヤノハ。
この全く新しい卑弥呼は呪術ではなく兵法を駆使し、
敵味方や時に読者の皆様さえ欺きながら、
権謀術数渦巻く古代日本を逞しく生き延びていきます。
第8集では、「日見子」という立場でありながら禁忌を破ってしまったヤノハが
天命に背き、女王の座を捨てる決意をするところから物語が始まります。
知略と知略が激突し、
怨念と陰謀が跋扈する。
大乱の倭国を舞台とした壮大なドラマ――
読めば唸ること必至の真・邪馬台国物語。
ますますスケールの大きくなる本作に是非ご注目ください!!