美味しんぼ〔小学館文庫〕 60
- 内容紹介
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▼第1話/文豪のお好み▼第2話/おイモな同級生▼第3話/切れあじこそ“味”▼第4話/情熱! のお弁当論▼第5話/味覚の王様のモラル!?▼第6話/こだわり夜食自慢大会!▼第7話/ラーメン・マトリックス▼第8話/器対決!(1~5)▼第9話/結成! お料理バンド
●主な登場人物/山岡士郎(東西新聞文化部記者。ふだんはグータラだが、食に関する造詣が非常に深く「究極のメニュー」担当となる)、山岡ゆう子(旧姓・栗田。東西新聞文化部記者。山岡と共に「究極のメニュー」の担当)、海原雄山(厳格な会員制の超高級料亭「美食倶楽部」を主宰する希代の美食家で、陶芸・書道・文筆にも秀でた芸術家。実の息子・山岡とは激しく対立している。帝都新聞の企画「至高のメニュー」を監修)
●あらすじ/ブラックの落語を見に行った後、中松警部おすすめの洋食店に立ち寄った士郎たち。味は文句なしなのだが、建物が老朽化して改装費用もないことから、もうじき閉店してしまうという。借金をして改装するのは嫌だという頑固気質の店主が、なんとか考え直してくれればと願う警部たち。するとその店主が、味にうるさい老人の客と、何やらもめだして…(第1話)。
●本巻の特徴/料理人を大量に引き抜かれ、危機を迎えた美食倶楽部。だが士郎は、そんな時期に敢えて、雄山の本職である「器」をテーマに、“究極”vs“至高”の対決を敢行することを主張して…? 「器対決!」など、全9編を収録。
●その他の登場人物/大原大蔵(東西新聞社社主)、小泉鏡一(東西新聞社取締役編集局長)、谷村秀夫(東西新聞社編集局次長兼文化部長)、富井富雄(東西新聞社文化部副部長)、山岡陽士・遊美(士郎とゆう子の間に生まれた双子)