美味しんぼ〔小学館文庫〕 59
- 内容紹介
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▼第1話/三味線、ソースと出会う▼第2話/わざわざ!? 焼き魚▼第3話/魯山人のご飯▼第4話/“究極”の選択▼第5話/“究極”の味覚の資格▼第6話/太陽の味▼第7話/日本全県味巡り 高知編(1~8)
●主な登場人物/山岡士郎(東西新聞文化部記者。ふだんはグータラだが、食に関する造詣が非常に深く「究極のメニュー」担当となる)、山岡ゆう子(旧姓・栗田。東西新聞文化部記者。山岡と共に「究極のメニュー」の担当)、海原雄山(厳格な会員制の超高級料亭「美食倶楽部」を主宰する希代の美食家で、陶芸・書道・文筆にも秀でた芸術家。実の息子・山岡とは激しく対立している。帝都新聞の企画「至高のメニュー」を監修)
●あらすじ/津軽三味線の若手一番の売れっ子・大越の演奏を聴きにいった士郎たち。演奏会は大成功に終わるが、なぜか元気のない大越に理由を尋ねると、師匠に破門を言い渡されたのだという。以前にロックバンドと一緒に演奏会をして、そんな浮わついたことは許さないというのが師匠の言い分。なんとかしたいと考えた士郎は、この師匠が揚げ物とソースが好きなことを知り…?(第1話)。
●本巻の特徴/信頼していた人間に裏切られ、元気のない京極と共に、彼の故郷・高知を旅行することになった士郎たち。そこで、絶品の鰹のたたきを口にし、衝撃を受けた士郎は、“至高”との日本全県味巡り勝負の次なる舞台に高知県を指名した。四国・高知の、豪快かつ繊細な料理の数々がここに!!
●その他の登場人物/大原大蔵(東西新聞社社主)、小泉鏡一(東西新聞社取締役編集局長)、谷村秀夫(東西新聞社編集局次長兼文化部長)、富井富雄(東西新聞社文化部副部長)、山岡陽士・遊美(士郎とゆう子の間に生まれた双子)