美味しんぼ〔小学館文庫〕 54
- 内容紹介
-
▼第1話/副部長、受難…!?▼第2話/野菜知らず▼第3話/挑戦! 珍素材!?(前・後編)▼第4話/おでんの真髄(前・後編)▼第5話/適材適所!?▼第6話/手打ちのこころ▼第7話/美味しさの焦点▼第8話/試練の鯛料理▼第9話/餅食べ自慢大会!▼第10話/山岡の新人教育!?▼第11話/驚きの日本味!▼第12話/甘い良薬
●主な登場人物/山岡士郎(東西新聞文化部記者。ふだんはグータラだが、食に関する造詣が非常に深く「究極のメニュー」担当となる)、山岡ゆう子(旧姓・栗田。東西新聞文化部記者。山岡と共に「究極のメニュー」の担当)、海原雄山(厳格な会員制の超高級料亭「美食倶楽部」を主宰する希代の美食家で、陶芸・書道・文筆にも秀でた芸術家。実の息子・山岡とは激しく対立している。帝都新聞の企画「至高のメニュー」を監修)
●あらすじ/胃の検査に行った富井副部長が、慢性膵炎と診断された。しかも、このままだと重度の糖尿病になってしまうので、アルコールは厳禁、脂っこい物もだめと言われ、激しく落ち込んでしまう。そんな副部長を励ますため、士郎が連れて行った場所はなんと中華料理店。そこで「すべて脂っけなし」の料理を振る舞うとのことだが…?(第1話)
●本巻の特徴/士郎の友人・快楽亭ブラックが、テレビのグルメ番組の司会に抜擢された。ところが、おでんをめぐって番組編成局長からクビ宣告。見かねた士郎が、おでんとブラックの名誉挽回を図る…「おでんの真髄」。普段使わない素材を美味しくいただく調味法を大公開…「挑戦! 珍素材!?」。上手な料理写真の撮り方とは…「美味しさの焦点」など、全12編を収録。
●その他の登場人物/大原大蔵(東西新聞社社主)、小泉鏡一(東西新聞社取締役編集局長)、谷村秀夫(東西新聞社編集局次長兼文化部長)、富井富雄(東西新聞社文化部副部長)、山岡陽士・遊美(士郎とゆう子の間に生まれた双子)