美味しんぼ〔小学館文庫〕 53
- 内容紹介
-
▼第1話/本物のたこ焼き▼第2話/日本全県味巡り 大阪編(1~6)▼第3話/ワイン大作戦!?(前・中・後編)▼第4話/夏バテに喝!!▼第5話/再起への活力源!!▼第6話/アイスクリームの原点▼第7話/胸を打つ1杯
●主な登場人物/山岡士郎(東西新聞文化部記者。ふだんはグータラだが、食に関する造詣が非常に深く「究極のメニュー」担当となる)、山岡ゆう子(旧姓・栗田。東西新聞文化部記者。山岡と共に「究極のメニュー」の担当)、海原雄山(厳格な会員制の超高級料亭「美食倶楽部」を主宰する希代の美食家で、陶芸・書道・文筆にも秀でた芸術家。実の息子・山岡とは激しく対立している。帝都新聞の企画「至高のメニュー」を監修)
●あらすじ/ブラックと八笑師匠が、野山という関西の男を連れて文化部にやってきた。大阪で「東西落語家腕比べの会」を開こうと企画している野山は、八笑を通してブラックにも参加を呼びかけるが、ブラックは「大阪の人間とはうまが合わない」「上方落語は粋がない」などと言って乗り気にならず、さらに「たこ焼きみたいな物を食べている人たちに、食べ物のことを語ってほしくない」と言ったことから、ついには野山と大ゲンカになってしまい…(第1話)。
●本巻の特徴/本物のたこ焼きを求めて大阪を訪れた士郎らは、その奥深さを知り、“究極”と“至高”の日本全県味巡り勝負の舞台を、大阪に決めた。食い倒れの街での真っ向勝負の行方は…「日本全県味巡り 大阪編」。ワイン雑誌を出したいという団社長の後輩・田所に協力することになった士郎。再びワインブームを起こせるのか…「ワイン大作戦!?」ほか、全7編を収録。
●その他の登場人物/大原大蔵(東西新聞社社主)、小泉鏡一(東西新聞社取締役編集局長)、谷村秀夫(東西新聞社編集局次長兼文化部長)、富井富雄(東西新聞社文化部副部長)、山岡陽士・遊美(士郎とゆう子の間に生まれた双子)