ギャラリーフェイク〔小学館文庫〕 19
定価 | 660円(税込) |
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発売日 | 2007/06/15 |
ISBN | 9784091960696 |
判型 | 文庫 |
頁 | 312頁 |
- 内容紹介
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▼第1話/老人は美術館を目指す▼第2話/誓いの錠[ロック](前・後編)▼第3話/偽藤田営業日記▼第4話/上海蓮華窯炉▼第5話/サトゥルヌスの子供たち▼第6話/似顔絵の陥穽[かんせい]▼第7話/修復するは我に有り▼第8話/本日快晴ナリ▼第9話/コーカサスの虜囚[とりこ]▼第10話/知念、危機一髪!▼第11話/最後の一夜
●主な登場人物/藤田玲司(メトロポリタン美術館の元学芸員で、贋作専門の画廊“ギャラリーフェイク”のオ-ナ-)、サラ・ハリファ(Q首長国の王族の娘で、フジタの秘書)、三田村小夜子(高田美術館館長。美術界のジャンヌ・ダルクと呼ばれる)
●あらすじ/テレビ塔展望台の金網に付けられた、無数の南京錠。「二人の名前を書いた錠をかければ、永遠の愛が約束される」との噂が若いカップルの間で広まり、この日はサラがフジタに名前を書かせた錠を付けていた。サラの後を追ってきたフジタが恥ずかしそうに帰ろうとすると、ひとつの“からくり錠”に目が止まって…(第1話)。
●本巻の特徴/フジタのもとに美女が弟子入り? 気が気でないサラをよそに、親密度を増していくふたりだが、彼女にはフジタに言えない別の目的があって…!? 「修復するは我に有り」他、全11話を収録。