ギャラリーフェイク〔小学館文庫〕 20
定価 | 660円(税込) |
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発売日 | 2007/06/15 |
ISBN | 9784091960702 |
判型 | 文庫 |
頁 | 312頁 |
- 内容紹介
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▼第1話/裏切りの2000GT▼第2話/風鈴をしまう日▼第3話/ハワイの万華鏡▼第4話/オリエント急行オークション(前・後編)▼第5話/聖林皇帝▼第6話/カムバックの男▼第7話/生きているオフィーリア▼第8話/欠けた柿右衛門▼第9話/幸福の王子▼第10話/リンシードのいたずら▼第11話/父の値段
●主な登場人物/藤田玲司(メトロポリタン美術館の元学芸員で、贋作専門の画廊“ギャラリーフェイク”のオ-ナ-)、サラ・ハリファ(Q首長国の王族の娘で、フジタの秘書)、三田村小夜子(高田美術館館長。美術界のジャンヌ・ダルクと呼ばれる)
●あらすじ/指名手配されて車で逃走中、軽井沢で盲目の中年女性を轢きかけた高級外車窃盗団リーダー・谷口。驚いて転んだだけだった彼女を自宅に送り届け、泊まる所がないと嘘ぶいて隠れ家を得た谷口が、さっそく車をガレージに隠そうとすると、なんと中には幻の名車「トヨタ2000GT」が埃をかぶった状態で眠っていて…(第1話)。
●本巻の特徴/お得意さまの要望で、オリエント急行にまつわる品々のオークションに付き合うことになったフジタ。その会場は、なんと走るオリエント急行の車中! 世界中の鉄道マニアや評論家が集まった中、50年前にオリエント急行車中で起こった殺人事件の真相が明らかになる…!? 「オリエント急行オークション」他、全11話を収録。