からくりサーカス 11
- 内容紹介
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サハラ砂漠を赤く染めた決戦、ついに決着! ルシールのフランシーヌ人形は「最古の四人」の足止めに成功。先の戦いで傷つき、壊れゆく加藤鳴海には、ダール、ティンババティ、トーアの思いが注がれていく。手術が続く中、自由を取り戻した人形たちは「長足クラウン号」でテントから脱出を図る。ミサイルで人形を一網打尽にする作戦は、逆利用されていたのだ!
- 編集者からのおすすめ情報
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藤田和日郎の長編第2弾「からくりサーカス」が、待望の文庫化。各巻にポイントを振り返るコラムを掲載し、複雑な物語をわかりやすく解説していきます。また、カバーを外した表紙には、著者の制作ノートからラフイラストや初期設定画などを本邦初公開! サーカス、人形、からくり……3つのキーワードが、時代を超えて絡まり合う冒険活劇を、余すところなく収録する全22巻、鳴海を救うために「しろがね」が死力を尽くす第11巻の登場です!!