からくりサーカス 12
- 内容紹介
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そして舞台は19世紀の長崎へ 才賀勝には秘密があった。それを思わぬ形で家族(仲町サーカス)に知られてしまった翌日、彼はひとり旅に出る。目指したのは、加藤鳴海としろがねに救われた軽井沢の地。そこに残されていたのは「おまえは才賀勝ではない」という亡き父・貞義からのメッセージだった。そして……記憶をさかのぼる旅が始まる!!
- 編集者からのおすすめ情報
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藤田和日郎の長編第2弾「からくりサーカス」が、待望の文庫化。各巻にポイントを振り返るコラムを掲載し、複雑な物語をわかりやすく解説していきます。また、カバーを外した表紙には、著者の制作ノートからラフイラストや初期設定画などを本邦初公開! サーカス、人形、からくり……3つのキーワードが、時代を超えて絡まり合う冒険活劇を、余すところなく収録する全22巻、才賀正二・貞義・勝の記憶が絡まる第12巻の登場です!!