からくりサーカス 7
- 内容紹介
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謎の飛行機が不時着。乗っていたのは!? 仲町サーカスでの日々は、氷のように張りつめていたしろがねに大きな変化をもたらす。そのことをうれしく思う勝だったが、転校先の学校のクラス委員長になぜかライバル視されてしまう。彼女の祖父は、かつて仲町サーカスで道具方を務めていた生方法安(通称:どなりんジジイ)。仲町への協力を拒否する法安だが、しろがねの想いに触れたことで一座に合流することを決意するのだった。
その頃、加藤鳴海たち3人は中国へと向かう飛行機に乗っていた。しかし、彼らを付け狙う自動人形の罠は雲の上にも及び……。
- 編集者からのおすすめ情報
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藤田和日郎の長編第2弾「からくりサーカス」が、待望の文庫化。各巻にポイントを振り返るコラムを掲載し、複雑な物語をわかりやすく解説していきます。また、カバーを外した表紙には、著者の制作ノートからラフイラストや初期設定画などを本邦初公開! サーカス、人形、からくり……3つのキーワードが、時代を超えて絡まり合う冒険活劇を、余すところなく収録する全22巻、しろがねと鳴海が交差する第7巻をお楽しみください!!