からくりサーカス 8
- 内容紹介
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梁師父が命賭けで守りたかったものとは!? 中国に着いた加藤鳴海は、かつて通った道場で、師匠の梁がゾナハ病を発症していたことを知る。師父の娘・ミンシアと兄弟子の王に、ルシールを加えた一行は中国の奥地へと向かう。しかし、その地は「生命の水」を求める「真夜中のサーカス」の目的地でもあった。そして始まる人形との激闘。その最中、鳴海の頭に流れ込んできたのは……錬金術師たちの記憶。それは、ひとりの女を巡るふたりの男の物語。
- 編集者からのおすすめ情報
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藤田和日郎の長編第2弾「からくりサーカス」が、待望の文庫化。各巻にポイントを振り返るコラムを掲載し、複雑な物語をわかりやすく解説していきます。また、カバーを外した表紙には、著者の制作ノートからラフイラストや初期設定画などを本邦初公開! サーカス、人形、からくり……3つのキーワードが、時代を超えて絡まり合う冒険活劇を、余すところなく収録する全22巻、ついに「生命の水」の秘密が明かされる第8巻の登場です!!