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浮浪雲 61

浮浪雲 61
定価 556円(税込)
発売日 1998/09/30
ISBN 9784091851512
判型 B6
224頁
内容紹介
激動の幕末を、流れる雲のようにサラリと生きる“大江戸楽天人伝”。 ▼第1話/風鈴不倫▼第2話/気の毒屋町次~弐~▼第3話/毒婦伝 其の壱▼第4話/毒婦伝 其の弐▼第5話/毒婦伝 其の参▼第6話/毒婦伝 其の四▼第7話/気の毒屋町次~参~▼第8話/気の毒屋町次~四~▼第9話/連続通り魔事件▼第10話/西風(ならい)●主な登場人物/浮浪雲(品川宿「夢屋」の頭。遊び人)、かめ(雲の妻)、新之助(雲の息子)、花(雲の娘)、渋沢先生(かめたちの相談相手)、青田先生(新之助の通う塾の先生)、とっつあん(欲次郎。「夢屋」の番頭)●あらすじ/美人と誉れ高い「品川屋」の女将が、雲を浜辺の別荘に誘った。積極的に「抱いていただけませんか」と誘惑する彼女に、雲は「子種が欲しいんだったら、自分で脱いでしばらく裸を見せてください」と言う。果たして彼女の目的は…、そして雲の狙いは一体…!?(第1話)▼娼婦宿の用心棒をしている町次は、今日も大瀬屋の女将・お菊を訪ねる。彼女は小さい頃から母親の教えのもと、男に身体を預けて援助してもらう生活を続けていたが、今の旦那である裕次郎と出会い、今は立派に女将として暮らしている。しかし、彼女のふとした悲しげな表情から何かを読みとった町次は、「気の毒に…」と涙を流す。一体何が…?(第2話)●その他の登場人物/泣き上戸でいつも誰かを気の毒がっている・気の毒屋町次(第2、7、8話)、雲と仲の良い・ごろね奉行(第10話)

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