浮浪雲 13
- 内容紹介
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激動の幕末を、流れる雲のようにサラリと生きる“大江戸楽天人伝”。 ▼第1話/段段流(だんだらりゅう)▼第2話/破れ傘▼第3話/東海道中膝枕▼第4話/股旅▼第5話/ひなたぼっこ▼第6話/岸壁の父▼第7話/まごころ▼第8話/大草原の対決▼第9話/朝帰り ●登場人物/浮浪雲(品川宿の問屋場、夢屋の頭。柔軟かつ強靱な精神の持ち主)、新之助(雲の長男。大人物を夢見る熱血少年)、カメ(雲の妻)、欲次郎〈とっつあん〉(夢屋の帳場をまかされている老人) ●あらすじ/新撰組に仕事を頼まれた夢屋だが、浮浪雲は新之助を使いによこしてみたりで、ハナっから相手にしようとしない。業を煮やした近藤勇は、直接雲に会って話をつけようとするが……(第1話)。▼人間嫌いで、人生あきらめ顔の若者。この若者を立ち直らせようと、とっつあんは、どうにでも好きなようにやってくれと雲に頼むのだが……(第2話)。▼旅に出るという教え子の娘たちの護衛役を、密かに期待していた青田師範だったが、護衛役に選ばれたのは雲だった。女好きの雲が護衛役に選ばれた理由とは!?(第3話)。 ●その他の登場キャラクター/新撰組・近藤勇(第1話)