手塚治虫が描いた戦後NIPPON 下
- 内容紹介
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手塚作品で戦後日本70年の軌跡を一望 戦後日本が復興、そして経済大国に変貌するとの歩調を合わせるように成長してきた日本の戦後漫画の指標として、常に漫画界をリードしてきた巨匠・手塚治虫が描き続けたのは、激動の戦後社会を懸命に生きた人々や、その時代をとりまいた深刻な危機、社会状況や世相でした。根底に反差別と平和への願いを手放さず、戦後社会の現実に果敢に立ち向かった手塚作品を通して、戦後日本が得たもの、失ったもの、そして今後日本人がどう生きていくべきか、そのヒントとなる作品を精選。「レボリューション」「おそすぎるアイツ」「巨人と玩具」他収録。
- 編集者からのおすすめ情報
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手塚治虫研究の第一人者、中野晴行氏が作品の描かれた時代背景を解説。