火の鳥 8 乱世編(下)
- 内容紹介
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権力者の栄枯盛衰を描く時代巨編 平安時代末期。木こりの弁太は恋人のおぶうを平家の侍に連れ去られてしまう。おぶうは平清盛に仕えるようになり、弁太は牛若という野心家の若者と出会う。のちの源義経である。一族繁栄のため、火の鳥の生血を手に入れようとする平清盛はついに願いを果たさないまま高熱に苦しみ死んでいく。おぶうは平氏と共に都から落ち延び、弁太は彼女を追うために義経の軍勢に従う。壇ノ浦で、義経はついに平家を破ったが、兄・頼朝との間に軋轢が……。源氏と平氏の戦いを縦糸に数奇な運命に巻き込まれた恋人たちの悲劇を描いた作品の後編。
- 編集者からのおすすめ情報
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角川書店豪華版のカラーページのほか、『マンガ少年』掲載時の四色、二色ページを再現。全扉絵を収録。