火の鳥 7 乱世編(上)
- 内容紹介
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権力者の争いに巻き込まれる恋人たち 平安時代末期。木こりの弁太は恋人のおぶうを平家の侍に連れ去られてしまう。おぶうは平清盛に仕えるようになり、弁太は牛若という野心家の若者と出会う。若者は源義家の次男で、天狗=我王のもとで修業を積んでいた。源義経の家来になる弁太。一方、病に苦しむ清盛は、一族の繁栄を維持するために、永遠の命が手に入るという火の鳥を手に入れようとしていた。天下を狙う義経と天下を守ろうとする清盛。源平の戦いを縦糸に数奇な運命に巻き込まれた恋人たちの悲劇を描いた作の前半。
角川書店豪華版のカラーページのほか、『マンガ少年』掲載時の四色、二色ページを再現。全扉絵を収録。