忍者旋風 未復刻集成
- 内容紹介
-
短編誌に発表された幻の傑作を初集成!『忍者武芸帳』が刊行を開始した1959年に貸本短編誌『忍者旋風』(東邦漫画出版社)に発表された短編5作を原本に沿って「風の巻」「炎の巻」の2分冊で復刻。さらに別冊付録として「富士の天兵」(58年『漫画王』付録)を収録し、ケースに収めます。
風の巻」には、忍者どうしの技の腕比べが楽しい「くの一の術」、妖術に立ち向かう剣士の復讐を描く「幻妖めくらましの術」の2編に、未復刻の「真田剣流」予告編漫画を収録。「炎の巻」には、複数の忍者が「猿飛の術」を駆使する謎をめぐる「猿飛誕生」、「武芸帳」の無風にそのモチーフがつながる原形となった「鳥人」、「土左衛門」の3編を収録。
巻末にはそれぞれ、なぎら健壱、高取英各氏などのエッセイを収録します。
●A5判函入