ギャラリーフェイク〔小学館文庫〕 11
定価 | 660円(税込) |
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発売日 | 2007/02/15 |
ISBN | 9784091960610 |
判型 | 文庫 |
頁 | 304頁 |
- 内容紹介
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▼第1話/仮面を掘り起こす者▼第2話/三つの鞄▼第3話/半分と半分(ハーフ アンド ハーフ)▼第4話/紙は応えてくれる▼第5話/皇帝と貧者のための卵▼第6話/加州昭和村▼第7話/わたしを宇宙へ連れていって▼第8話/花と器(前編)▼第9話/花と器(後編)▼第10話/革命に死す▼第11話/草原のブッダ▼第12話/黒い画商たち
●主な登場人物/藤田玲司(メトロポリタン美術館の元学芸員で、贋作専門の画廊“ギャラリーフェイク”のオ-ナ-)、サラ・ハリファ(Q首長国の王族の娘で、フジタの秘書)、三田村小夜子(28歳にして高田美術館館長に就任した才女)
●あらすじ/モスクワの不動産王・ポポフスキーという男から、オークションにかけられる「ロマノフ王家最後のイースターエッグ」を競り落としてほしいとの依頼を受けたフジタ。だが、無事落札できたかと思いきや、運搬中の車が強盗団に襲撃され…!?(第5話)
●本巻の特徴/オモチャのアンティーク市場高騰の影に、ハイテク時代の寵児あり? 幼なじみの新谷から、30年前のミシンの入手を依頼されたフジタ。“昭和骨董”に想いをはせる新谷の壮大な夢とは――「加州昭和村」ほか、全12話を収録。