美味しんぼ〔小学館文庫〕 33
- 内容紹介
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東西新聞社文化部の山岡士郎は、普段はどうしようもないグータラ社員。だが、彼には膨大な“食”の知識という武器がある! 「究極のメニユー」作りを通して、日本の食文化を問い直す大好評グルメ・コミックの文庫版!! ▼第1話/家庭の味▼第2話/究極のシャブシャブ▼第3話/屋台と料亭▼第4話/缶づめと赤ちゃん(前編・中編・後編)▼第5話/夫婦別姓!?▼第6話/団欒の食卓(前編・中編・後編)▼第7話/タイ米の味(1~4)●主な登場人物/山岡士郎(東西新聞文化部記者。ふだんはグータラだが、食に関する造詣が非常に深く「究極のメニュー」担当となる)、山岡ゆう子(旧姓・栗田。東西新聞文化部記者。山岡と共に「究極のメニュー」の担当)、海原雄山(厳格な会員制の超高級料亭「美食倶楽部」を主宰する希代の美食家で、陶芸・書道・文筆にも秀でた芸術家。実の息子・山岡とは激しく対立している。帝都新聞の企画「至高のメニュー」を監修)●あらすじ/披露宴も無事に終わり、いよいよ山岡たちの甘~い新婚生活が始まった。と思いきや、初日の朝から一騒動。ゆう子の作った朝食に山岡がいちいち文句をつけるのだ。初めは大人しく言うことを聞いていたゆう子だったが、次の日も同じように文句たらたらの山岡に、遂にゆう子も怒りを爆発させてしまう。早くも危機が訪れたふたりだったが…(第1話)。●本巻の特徴/山岡夫婦の新生活がいよいよスタート! でも、食にこだわりのある2人だけに、どうしても食費がかさんでしまう。なんとかしなきゃとゆう子は気を引き締めるが、夫の山岡は相変わらずのデタラメぶり。この日も16万5千円もするシャブシャブ鍋を衝動買いしてしまう。山岡の隠し子(?)発覚に、夫婦別姓騒動、そして父・海原雄山との確執……このさき、彼らはホントに幸せな家庭を築けるの?●その他の登場人物/大原大蔵(東西新聞社社主)、小泉鏡一(東西新聞社取締役編集局長)、谷村秀夫(東西新聞社文化部部長)、富井富雄(東西新聞社文化部副部長)