あぶさん 84
- 内容紹介
-
酔いどれの代打屋・あぶさんを通し、悲喜こもごもの人生を描く巨篇! ▼第1話/古兵酒(ふるつわものざけ)▼第2話/酉(とり)の鳥▼第3話/人生遅すぎることはない▼第4話/11年目のジンクス▼第5話/めざせ世界一!▼第6話/鬼酒(おにざけ)▼第7話/獅子16▼第8話/つばめの夢▼第9話/ハマのあぶさん●主な登場人物/景浦安武(通称あぶ。ソフトバンクホークスの選手で、大酒飲み)●あらすじ/故障続きのため、選手生命すら心配されていたホークスの主砲・松中信彦を見事に復活させ、さらには三冠王を取るまでに導いたフリーの敏腕トレーナー・島袋裕二。あぶの驚くべき体質の謎を探ろうと目論む島袋は、芝温泉へオーバーホールに向かうあぶを尾行するが…!?(第1話)▼189cmの長身でありながらも抜群の守備力を誇り、守備率9割9分7厘というプロ野球記録を保持する名内野手・鳥越裕介。その長身に不似合いなほどにバットを短く持つことでも有名な彼が、なんと“物干し竿”といわれるほどに長いバットを愛用するあぶに合同自主トレを願い出てきた。福岡ドームを2日間借りて行なわれた2人の自主トレ、プロ12年目・鳥越はプロ33年目・あぶとの特訓で何を得る…!?(第2話)●本巻の特徴/プロ野球改革元年。16年の歴史を閉じたダイエーホークスは、「世界一」を目指すオーナーの下、ソフトバンクホークスとして生まれ変わった! 本巻では、2005年シーズン前からペナント開幕、そして新たな試みとなるセ・パ交流試合までを収録。●その他の登場人物/景虎(あぶの息子。大阪近鉄のピッチャー)、サチ子(居酒屋「大虎」の看板娘。あぶの妻でもある)、桂木虎次郎(「大虎」の主人。サチ子の父)