あぶさん 85
- 内容紹介
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▼第1話/シリーズを睨んで▼第2話/フルスイング50番▼第3話/七月の鯉のぼり▼第4話/景浦さんなんて怖くない▼第5話/雨の物干し竿▼第6話/8月マリーンズの風▼第7話/キレ・コク・景虎▼第8話/清酒百歳▼第9話/たとえば楽天●主な登場人物/景浦安武(通称あぶ。ソフトバンクホークスの選手で、大酒飲み)●あらすじ/2005年日本シリーズの前哨戦と言っても過言ではない、ソフトバンクVS中日の交流戦。だが、そんな大事な試合にもかかわらず、ソフトバンクのスタメンにあぶの名前はなかった。故障か、作戦か、中日ベンチが判断しかねるなか始まった試合は、5回表まで0対0のままソフトバンクの攻撃を迎えて…(第1話)。▼ソフトバンクとの交流戦を心待ちにしていた阪神の町田公二郎。彼は広島カープから今年移籍してきた14年目のベテランである。しかもそのほとんどが代打稼業とあっては、入団後の16年間を代打ひと筋で活躍してホームラン王まで獲ってしまったあぶの姿に、並々ならぬ興味を抱くのも当然で…(第2話)。●本巻の特徴/昨年初開催のセ・パ交流戦から、プレーオフ制度2年目で加熱するパ・リーグ首位決戦までを、現実のペナントレースの熱気そのままに描いた全9話を収録。終盤には、あぶがソフトバンクから楽天に移籍するという噂を描いた、見逃せないエピソードも!!●その他の登場人物/景虎(あぶの息子。オリックスバファローズのピッチャー)、サチ子(居酒屋「大虎」の看板娘。あぶの妻でもある)、桂木虎次郎(「大虎」の主人。サチ子の父)