風の大地 35
- 内容紹介
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▼第1話/ドバイの夕日▼第2話/帰路につく者達▼第3話/凱旋帰国▼第4話/憶測▼第5話/安らぎの場所▼第6話/くすぶる不安▼第7話/クラブの心▼第8話/三本のウッド▼第9話/95%の信頼●主な登場人物/沖田圭介(鹿沼カントリークラブ初のプロゴルファー)、ウォーレン(アメリカのプロゴルファー。知性のゴルフ)、アベル(ポルトガルのプロゴルファー。神の子と呼ばれる)、物部麗子(沖田の憧れの女性)●あらすじ/ドバイオープンで優勝が決定し、沖田は記者達に囲まれてインタビューを受ける。結果的には2位以下に8打差と圧勝のように見えたが、実際には大きな葛藤や重圧があったことを、素直に沖田は語っていく。その様子をテレビの中継でじっと見ていたアベルは…(第1話)。▼ホテルでキャディのガンディと朝食を取っていた沖田だったが、その日はドバイオープンを戦った仲間たちとの別れの日でもあった。もう一日ドバイに残る沖田は、帰路につくウィリーやウォーレンらと堅い握手を交わし、友情と再戦を誓うのだった…(第2話)。●本巻の特徴/ドバイから日本に舞台を移し、新展開を迎える本巻では、沖田から麗子へのプロポーズ、クラブ職人・杉山健三との出会いなど新たな人間模様が描かれる。