美味しんぼ 79
- 内容紹介
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▼第1話/野菜知らず▼第2話/挑戦!新素材!?(前編)(後編)▼第3話/おでんの神髄(前編)(後編)▼第4話/適材適所!?▼第5話/手打ちのこころ▼第6話/美味しさの焦点▼第7話/試練の鯛料理▼第8話/餅食べ自慢大会!
●主な登場人物/山岡士郎(東西新聞文化部員。膨大な食の知識を持つ。東西新聞の壮大な企画「究極のメニュー」の作成を担当。ゆう子と結婚し、双子の父に)、山岡ゆう子(旧姓・栗田。東西新聞文化部員。夫の士郎とともに「究極のメニュー」を担当)、海原雄山(超高級料亭「美食倶楽部」を主催する希代の美食家。自分に反抗し家を出た実の息子・士郎を勘当。「至高のメニュー」で対決する)
●あらすじ/東西新聞政治部の松川が、元建設大臣の収賄容疑を暴き、逮捕に追い込んだ。しかしその影には、松川に情報を伝えた事により、仕事を失ってしまった元議員秘書の佐野がいた。士郎たちは、佐野を元気づけようと食事に誘う。だがその場で、佐野が野菜に対してあまりにも無知である事が、図らずも判明してしまった。政治の毒に染まってしまい、一般常識からかけ離れてしまった佐野。新たな仕事につこうとする佐野だが、こんなことでは何をやっても上手くいくはずがない、と考えた士郎たちは、佐野を農園に連れていくことに…(第1話)。
●本巻の特徴/ざざ虫、黒ナマコ、亀の手など、一見すると食べられそうもない食材を使って料理をする「挑戦!新素材!?」。“おでんなど料理とは言えない”と偉ぶるテレビ局の番組編成局長を、士郎と富井、快楽亭ブラックがへこませる「おでんの神髄」。その他、手打ちうどん、鯛の南蛮仕立て、餅などをテーマにした全8話を収録。「美味しさの焦点」は料理の写真を話の中心にした、一風変わった作品。また「適材適所!?」では、今の時代にふさわしく、食材のネット販売を扱っている。
●その他の登場人物/山岡陽士・遊美(士郎とゆう子の間に生まれた双子)、大原大蔵(東西新聞社社主)、谷村秀夫(東西新聞社編集局次長兼文化部長。温厚な性格で、常に冷静。部下からの人望が厚い)、富井富雄(東西新聞社文化部副部長)