あぶさん 61
- 内容紹介
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酔いどれの代打屋・あぶさんを通し、悲喜こもごもの人生を描く巨篇! ▼第1話/酒無月▼第2話/快汗鷹の巣▼第3話/あと3年や、おやじ!!▼第4話/流れ星▼第5話/原点▼第6話/君は伝説の景浦を見たか▼第7話/1996、秋、大阪球場▼第8話/赤とんぼ▼第9話/物干し竿の音がする ●登場人物/景浦安武(通称あぶ。ダイエーホークスの選手で大酒飲み)、サチ子(あぶの妻)、桂木虎次郎(大阪・ほとけ横丁の大衆酒場「大虎」の主人) ●あらすじ/椎間板ヘルニアという故障を抱え、リハビリに励むあぶは、体を気遣って酒を飲まない生活を続けていた。そんなある日、あぶは元オリックスの今井雄太郎に誘われて、久しぶりに酒を飲む(第1話)。▼シーズン中盤、順調にリハビリメニューを消化していたあぶは、ついにバットを使った練習に入る。しかし、あぶの故障はかなりの重傷だった…(第2話)。 ●本巻の特徴/重い故障を乗り越え、シーズン最終戦でついにファンの前に姿を見せたあぶ。ヒットこそ打てなかったものの、素晴らしいスイングを見せてくれたあぶに、ファンは惜しみない拍手を贈り、50歳の現役選手誕生を確信する(第9話)。