あぶさん 58
- 内容紹介
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酔いどれの代打屋・あぶさんを通し、悲喜こもごもの人生を描く巨篇! ▼第1話/頑張れウエさん▼第2話/谷間のギャオス▼第3話/直球・曲球▼第4話/夢のせて物干竿▼第5話/4番候補生▼第6話/98歳の球宴▼第7話/学習甲子園▼第8話/バーボンはお好き?▼第9話/あきらめたらアカン ●登場人物/景浦安武(通称あぶ。ダイエーホークスの選手で大酒飲み)、サチ子(あぶの妻)、桂木虎次郎(大阪・ほとけ横丁の大衆酒場「大虎」の主人) ●あらすじ/次代のプロ野球界を担う西武・垣内、オリックス・イチロー、近鉄・中村は、あぶの物干竿に憧れていた。しかし、スラッガーなら誰でも一度は手にしたがるこのバット、なかなか扱いが難しい(第4話)。▼48歳にして驚異的なバッティングを見せるあぶに、アメリカ・大リーグのスカウトが触手を伸ばす。ダイエー・王監督はあぶのこれまでの実績を考え、あぶの大リーグ入りを認めるが…(第8話)。 ●本巻の特徴/プロ野球には個性豊かな選手が大勢いる。ヤクルトから千葉ロッテに移籍したギャオス内藤も、ユニークなキャラクターの持ち主だ(第2話)。本巻では、野球に情熱を持ち続ける選手たちの生き様が巧みに描かれている。 ●その他の登場キャラクター/広島東洋カープ打撃投手・佐藤