美味しんぼ 36
- 内容紹介
-
「食」ブームを巻き起こし、アニメ、映画化された大人気コミック! ▼第1話/キノコの真実(キノコ鍋)▼第2話/柚餅子の縁(柚子味噌)▼第3話/ 魔法の毛抜き(アジの押し寿司)▼第4話/年越し鴨南蛮▼第5話/日米コメ戦争・1~5(コロッケ、おにぎり、ワカメと赤貝の酢の物、鰯の糠味噌煮) ●登場人物/山岡士郎(東西新聞文化部員・膨大な食の知識を持つ。東西新聞の壮大な企画「究極のメニュー」の作成を担当)。栗田ゆう子(東西新聞文化部員・山岡とともに「究極のメニュー」を担当する)。海原雄山(名だたる陶芸家にして、食の探究者。「美食倶楽部」主宰。山岡の実父) ●あらすじ/ある日の夜、東西新聞文化部では残業後の一杯で富井副部長が大荒れ。彼は運悪く、そこにちょうどやってきた小泉局長にからんでしまい、“きさまはクビだ!”と言い渡されてしまう。その翌日、小泉局長の心ないひとことがきっかけで、咄し家になる夢を捨て故郷に帰る決心をしたという青年が山岡たちを訪ねてくる。山岡はこの青年と副部長のために一肌脱ごうとするが……(第1話)。▼山岡とゆう子は、フランスから15年ぶりに日本に帰ってきた画家の草村の家を訪れる。草村は二人を柚餅子(ゆべし)と白ワインという変わった取り合わせでもてなす。草村には柚餅子への特別な思い入れがあったのだ(第2話)。 ●本巻の特徴/この第36巻では、コメの輸入自由化に関する日米の争いが描かれる。国産・外国産を問わず、農薬まみれの作物の危険にさらされている日本の現状に、一石を投じる力のこもったストーリーが展開される。 ●その他の登場キャラクター/小泉編集局長、快楽亭ブラック(第1話)、角丸副総理(第5話) ●その他DATA/表紙写真~コメ