美味しんぼ 33
- 内容紹介
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「食」ブームを巻き起こし、アニメ、映画化された大人気コミック! ▼第1話/春の息吹(グリーンアスパラガス)▼第2話/塩梅・前編、後編(コハダの寿司、天然塩)▼第3話/魅惑の大陸・前編、中編、後編(サメ、ウサギ)▼第4話/包丁のない家庭(野菜サラダ、野菜いため、キャベツの千切り)▼第5話/驚きの味・前編、後編(ホウレン草のおひたし、小芋の網焼き、大根の風味焼き) ●登場人物/山岡士郎(東西新聞文化部員・膨大な食の知識を持つ。東西新聞の壮大な企画「究極のメニュー」の作成を担当)。栗田ゆう子(東西新聞文化部員・山岡とともに「究極のメニュー」を担当する)。海原雄山(名だたる陶芸家にして、食の探究者。「美食倶楽部」主宰。山岡の実父) ●あらすじ/料理研究家の生田しょう子と陶芸家の吉野耕一は、10年程前、つきあっていたことがあった。その頃の二人はお互いに伸び悩んでいた時期であり、ささいなことで傷つけ合っていた。ある時、グリーンアスパラガスの調理法で悩んでいたしょう子に、耕一はそれくらいのことで悩んでいるなんて才能が欠如している証拠だと言ってしまい、それがきっかけで別れることになる。そんな二人の再会に偶然居合わせた山岡とゆう子は、二人のために一肌脱ごうとする(第1話)。▼カメラマンの近城は、ゆう子を自分の行きつけの寿司屋へ食事に誘う。ところが、二人が食事をしているところへ海原雄山が現れる。近城はその寿司屋の味に太鼓判を押していたが、雄山は酢飯を食べただけで“失格”の烙印を押してしまう。相談を受けた山岡は、原因は塩にあると言うが……(第2話)。 ●本巻の特徴/この第33巻では、「究極」対「至高」の対決の舞台がオーストラリアに移される。世界中の食材が集まるオーストラリアの食文化も描かれており、興味深いところだ(第3話)。 ●その他の登場キャラクター/唐山陶人(第1・3・5話)「岡星」主人(第1・5話)、大研社社長・団(第3話)、京極万太郎(第3・5話)、 ●その他DATA/表紙写真~小羊の首肉〔調理/BURNHAM BEECHE〕