あぶさん 91
- 内容紹介
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▼第1話/秋月の肴▼第2話/虻蜂取らず▼第3話/4割の壁▼第4話/男の意地▼第5話/夢結び▼第6話/矜持(きょうじ)の果て▼第7話/人生意気に感ず▼第8話/花道の予感▼第9話/阿吽
●主な登場人物/景浦安武(通称あぶ。ソフトバンクホークスの選手で、球界一の大酒飲み)
●あらすじ/9月に入っても、いまだ全球団が3位までのプレーオフ圏内という混戦模様のパ・リーグ。そんな中で迎えたオリックスとの一戦。ソフトバンク1点リードの8回に、4割目前のあぶが1球目からバントを仕掛け、執念のヘッドスライディングで出塁する!! だが、そんなあぶに周囲の反応は賛否が分かれ…(第1話)。▼残り11試合で打率3割9分8厘と、高打率を維持しているあぶ。登板するのは、今年あぶが苦労している涌井。第1打席は空振り三振、第2打席はライト前ヒット、第3打席はショートライナーと、4割がわずかに遠のくが、この日回ってこないと思われた第4打席が巡ってきて…!?(第2話)
●本巻の特徴/前人未踏の4割を目指し、西武との運命の最終戦へ! 男の意地と意地がぶつかり合う、西武・西口との勝負。事実上最終打席となる7回裏、西口の放った球の行方は? 果たして大記録達成なるか…!?
●その他の登場人物/景虎(あぶの息子。阪神タイガーズのピッチャー)、サチ子(居酒屋「大虎」の看板娘。あぶの妻でもある)、桂木虎次郎(「大虎」の主人。サチ子の父)、夏子(あぶの娘。大学に行きながら芸能活動もしている)