あぶさん 44

- 内容紹介
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酔いどれの代打屋・あぶさんを通し、悲喜こもごもの人生を描く巨篇! ▼第1話/はしご酒▼第2話/代打サチ子▼第3話/切札▼第4話/景虎春日山に立つ▼第5話/浪花女のど根性▼第6話/うたた寝▼第7話/生一本▼第8話/1990▼第9話/冬の陣▼第10話/はぶさん ●登場人物/景浦安武(通称あぶ。福岡ダイエーホークスの選手で大酒飲み)、サチ子(あぶの妻)、桂木虎次郎(大阪・ほとけ横丁の大衆酒場「大虎」店主) ●あらすじ/あぶと同郷のオリックス・今井雄太郎は来季の現役続行をかけて、シーズン後半のダイエー戦に先発していた。9回表、代打に出てきたあぶを三振にうちとった今井は、あぶと共に飲みに出る(第1話)。▼現役時代からのファンだった田淵が、来季からダイエーの指揮を執ることを知った虎次郎は嬉しくて仕方がない。しかし、大虎に現れた田淵新監督はあぶにコーチ就任を要請する(第3話) ●1990年を迎え、あぶの仲間たちはそれぞれの転機を迎えるが(第7話)、あぶはひたすら己の打撃を極めようとしていた。本巻では、周囲の変化にとまどうことなく自分の道を進むあぶの姿が印象深い。 ●その他の登場キャラクター/ダイエーホークス・田淵監督