あぶさん 43

- 内容紹介
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酔いどれの代打屋・あぶさんを通し、悲喜こもごもの人生を描く巨篇! ▼第1話/竜馬が打つ▼第2話/審判も人の子▼第3話/初がつお▼第4話/入梅▼第5話/MAJOR LEAGUE▼第6話/親不孝通り▼第7話/鰻酒▼第8話/帰ってき鷹▼第9話/三振セレナーデ▼第10話/ワンポイント ●登場人物/景浦安武(通称あぶ。福岡ダイエーホークスの選手で大酒飲み)、サチ子(あぶの妻)、桂木虎次郎(大阪・ほとけ横丁の大衆酒場「大虎」店主) ●あらすじ/福岡ダイエーホークスの一員として開幕を迎えたあぶ。しかし、あぶのバットからは快音が聞こえてこない。そんなある日、あぶは小説家・武藤ワカの話からひとつのヒントを得る(第1話)。▼あぶの打席のみ登板するロッテの大楽は、これまで99打数19安打と、あぶを抑えこんでいた。しかし、記念すべき100回目の対決で、大楽は得意のシュートを完璧に打たれてしまう(第9話)。 ●本巻の特徴/どことなく大虎を思わせる居酒屋・二郎丸との出会い(第3話)や武藤ワカとの交流から、あぶが九州になじんでいく様子が伝わってくる。また、田中早苗と三たび再会する。