あぶさん 42
- 内容紹介
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酔いどれの代打屋・あぶさんを通し、悲喜こもごもの人生を描く巨篇! ▼第1話/それぞれの秋▼第2話/大安吉日▼第3話/春待月▼第4話/新しい時代▼第5話/わらじ酒▼第6話/主のいない風景▼第7話/きみの翼だ▼第8話/何ばしよーとかいなこン子は▼第9話/卒業写真▼第10話/清く正しく美しくそして強く ●登場人物/景浦安武(通称あぶ。福岡ダイエーホークスの選手で大酒飲み)、サチ子(あぶの妻)、桂木虎次郎(大阪・ほとけ横丁の大衆酒場「大虎」店主) ●あらすじ/思い出深い中百舌鳥球場で汗を流し、大虎に帰ったあぶのもとへ、満とその婚約者があいさつにやってきた。大虎おなじみのメンバーが揃うなか、カコだけがなかなか姿を見せない(第1話)。▼ホークスの新しい本拠地・福岡に向かう新幹線の中で、あぶは酒屋のボンに出会う。車中、ボンはやたらとあぶに飲ませようとする(第5話)。 ●本巻の特徴/本拠地移転に伴い、大阪を離れるあぶの前に田中早苗と珠代という二人の女性が現れる(第3話)。どちらもあぶに思いを寄せているだけに、何かが起こりそうな気配が…。また、後にあぶのよき友人となる100歳の女流作家・武藤ワカも初登場(第8話)する。