あぶさん 33

- 内容紹介
-
酔いどれの代打屋・あぶさんを通し、悲喜こもごもの人生を描く巨篇! ▼第1話/のぶし銀/▼第2話/五月病▼第3話/珠代狂想曲▼第4話/雄太郎故郷に舞う▼第5話/あぶサンデー▼第6話/蝶と珠代▼第7話/一番星▼第8話/ボン涙酒▼第9話/金森くん ●登場人物/景浦安武(通称あぶ。南海ホークスの代打専門打者)、サチ子(あぶの妻)、桂木虎次郎(大阪・ほとけ横丁の大衆酒場「大虎」店主) ●あらすじ/プロ野球界最年長である西武・井上弘昭はコーチとして西武に入団したが、衰えを知らぬバッティング技術が広岡監督の目にとまり、再び現役のプレーヤーとして復帰していた(第1話)。▼カコの大学の同級生・珠代は五月病で憂鬱な日々を送っていた。見かねたカコは阪急対南海の試合に珠代を連れていくが、すっかりプロ野球に魅せられた珠代は、なんとあぶに一目惚れしてしまう(第2話)。 ●本巻の特徴/前年度に続き、あまりにも強い西武ライオンズ。そんなライオンズの影に隠れがちなホークスだが、あぶは安定したバッティングを見せている。また、一風変わったお嬢さん、財津珠代が初登場する(第2話)。 ●その他の登場キャラクター/西武ライオンズ・金森外野手