あぶさん 34
- 内容紹介
-
酔いどれの代打屋・あぶさんを通し、悲喜こもごもの人生を描く巨篇! ▼第1話/浪花の嵐▼第2話/死ぬまで仲よく▼第3話/酒羅場▼第4話/トラ とら 虎▼第5話/気合一球▼第6話/わての嫁はん▼第7話/ヤス走る▼第8話/赤鼻のトナカイ▼第9話/新潟ブルース ●登場人物/景浦安武(通称あぶ。南海ホークスの代打専門打者)、サチ子(あぶの妻)、桂木虎次郎(大阪・ほとけ横丁の大衆酒場「大虎」店主) ●あらすじ/シーズン終盤、ホークスは日ハムと最下位争いを演じていた。試合は日ハムがリードのまま9回裏まで進んだが、あぶの代打ホームランによって勢いづいたホークス打線は、打者一巡の猛攻に出る(第1話)。▼85年、阪神タイガースがついにセ・リーグを制した。大の阪神ファンである虎次郎にとって、こんなに嬉しいことはないだろうと大虎の常連客たちは思っていたが、当の虎次郎はなぜか冴えない表情だった(第4話)。 ●本巻の特徴/長い間優勝から遠ざかっているホークス。若く有望な投手がなかなか現れないせいか、第34巻ではあぶをピッチャーに起用(第3話)するという大胆な作戦を見せる。 ●その他の登場キャラクター/南海ホークス・杉浦監督(第7話)