三丁目の夕日 夕焼けの詩 13
- 内容紹介
-
昭和30年代の世界に現代の心のふるさとを追う、珠玉のメルヘン。 ▼第1話/乙女の祈り▼第2話/秋の声▼第3話/就職戦線異状あり▼第4話/夕暮れ時▼第5話/千歳飴▼第6話/流行歌(はやりうた)▼第7話/雪うさぎ▼第8話/年のはじめに▼第9話/凧凧あがれ▼第10話/テレビがわが家にやって来た!▼第11話/十姉妹▼第12話/つくしんぼ▼第13話/おぼろ月夜▼第14話/桜前線●登場人物/鈴木則文(鈴木オートの社長。働き者で子供には少々甘い)、鈴木トモエ(優しくてしっかり者のお母さん。時に怒ると恐い)、鈴木一平(鈴木オートの一人息子。ワンパクだが、気は優しい) ●あらすじ/幼い時に母を亡くした井上まどかは、天才ピアニストとして話題の少女。だが、ばあやに甘やかされて育ったため、好き嫌いが多く、身の回りのことさえ一人で出来ない、とてもわがままな女の子になってしまった。そんなある日、父親が再婚し、新しいお母さんが家へやって来た。なんだか意地悪そうな継母に、不安をおぼえるまどかだが…(第1話)。▼鈴木家で一匹のネズミが捕まった。始末しようとするお母さんに、一平は“チュウ公”と名付けて可愛がり、色々な芸を覚えた“チュウ公”もやがて鈴木家の人気者になっていった。そんなある日、煙草屋のおばあちゃんが家へやって来て…(第2話)。 ●その他のDATA/昭和30年代風物誌~当時のお風呂場(第2話)、凧のいろいろ(第9話)、当時のテレビ番組表(第10話)、プロペラ旅客機(第14話)