あぶさん 6
- 内容紹介
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酔いどれの代打屋・あぶさんを通し、悲喜こもごもの人生を描く巨篇! ▼第1話/おしゃれガッツ▼第2/快打!中百舌鳥▼第3話/粕漬けの味▼第4話/ライバル野村▼第5話/祝杯▼第6話/勇酒ブレーブス▼第7話/Designated Hitter(指名打者)▼第8話/ベンチ内▼第9話/ネット裏のエース ●登場人物/景浦安武(通称あぶさん。南海ホークスの代打専門打者)、桂木虎次郎(大衆酒場・大虎の主人でタイガースファン)、サチ子(虎次郎の娘) ●あらすじ/開幕を控え、ホークスの選手たちは練習に励んでいた。中でも阪神タイガースからトレードされてきた和田、指名打者を狙うあぶは張り切っており、監督は2人の活躍を期待する(第4話)。▼ホークスファンは、あぶが指名打者に座ることを待ち望んでいたが、なかなかあぶは使われない。大虎の主人は、あぶが監督に期待されていないと考えるが、実際は逆だった(第7話) ●本巻の特徴/プロ野球選手として注目を集めるあぶだが、彼は自分がお世話になった人々を忘れる男ではない。この第6巻では、礼儀正しく人情味溢れるあぶの性格が描かれている。特に、富山の薬売りのおじさんとの再会(第5話)は涙を誘う。 ●その他DATA/'75年、パ・リーグDH制導入