あぶさん 5
- 内容紹介
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酔いどれの代打屋・あぶさんを通し、悲喜こもごもの人生を描く巨篇! ▼第1話/延長2回▼第2話/VIVAヤンキー▼第3話/フルスイング▼第4話/酒ごころ▼第5話/酒絶ち▼第6話/魚河岸の4番▼第7話/鰯雲▼第8話/契約更改▼第9話/コーヒーのさめるまで ●登場人物/景浦安武(通称あぶさん。南海ホークスの代打専門打者)、桂木虎次郎(大衆酒場・大虎の主人でタイガースファン)、サチ子(虎次郎の娘) ●あらすじ/2年目のシーズンも後半に入り、絶好調のあぶ。そんなある日、あぶはかつての恋人である麻衣子の子・智が高熱に冒され昏睡状態に陥っていることを知る。智を見舞ったあぶは、麻衣子にホームランをせがまれ、必ず打つと約束する。そして迎えたロッテ戦、あぶはベーブ・ルースばりのホームラン予告を行なう(第3話)。▼あぶの故郷・新潟からプロ野球選手を目指す大松が南海ホークスの入団テストを受けに来る。大松は最終テストまで残るが、プロとしては致命的な弱点があった(第7話)。 ●本巻の特徴/第5巻では、野球人としてのあぶの姿がクローズアップされる。特に、予告ホームラン(第3話)や契約更改の場面(第8話)では、あぶがプロとしてたくましく成長している姿が描かれる。