卑弥呼 -真説・邪馬台国伝- 17
- 内容紹介
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魏・呉・蜀……三国志の時代に卑弥呼は? 古代中国「三国志」の時代――
魏(ギ)・呉(ゴ)・蜀(ショク)のいずれかから倭王の称号を得て、
戦乱に終止符を打とうと考えたヤノハは、
精鋭を率い自ら海を渡り、朝鮮にたどり着く。
そこで出会ったのは、反乱軍を率いる倭人ゴリ!
ゴリは馬韓の一国・湖南(コナム)の王の言う通り、
虐殺を繰り返す鬼人なのか、あるいは義人なのか・
ゴリと対峙したヤノハは、その男のあまりにも
意外すぎる過去と、自分との縁(えにし)を知る……!
そして、ヤノハが取った驚愕の選択は…?
- 編集者からのおすすめ情報
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神秘の力を持った本物の「日見子」を殺してしまったことで、
「偽物の女王」として生きる覚悟を決めた本作の主人公・ヤノハ。
この全く新しい卑弥呼は呪術ではなく兵法を駆使し、
敵味方や時に読者の皆様さえ欺きながら、
権謀術数渦巻く古代日本を逞しく生き延びていきます。
本倭国泰平の前に立ちはだかる強敵たち。
ついに舞台は海の向こうの大国へと移ります。
読めば唸ること必至の真・邪馬台国物語。
人々を翻弄し、運命に翻弄される女王の物語。
倭王の称号を得るのは誰か――
是非ご注目ください!!