感情がぐちゃぐちゃになる新感覚ラブストーリー！
『この雪原で君が笑っていられるように』第1巻発売!!

　「Cheese！」にて連載中のヤングケアラー問題を描いた『この雪原で君が笑っていられるように』のコミックス第1巻が発売。描くのは本作でデビューを果たした、ちづはるか氏。

　5月に連載が開始すると、SNS等で大きな反響が。主人公の抱える生きづらさへの共感の声が、幅広い年齢層から多く寄せられた。家族の世話に追われ、自分自身を見失って追いつめられていく主人公と、彼女を救おうとする幼なじみの恋を中心に描かれる人間ドラマが見どころの作品だ。

　舞台は福井県・越前町。主人公の白鹿むくは、山あいの町で祖父母と母、妹と暮らす21歳。高校卒業後に就職し家計を支え、祖父の介護を常としている。会社がつぶれ思うように再就職先が見つからない中、祖父の介護、妹の大学受験と悩みは尽きない。そんなとき、祖母と母が、妹の受験が上手くいかなかった場合は介護職に就かせ、祖父の介護を手伝わせるつもりでいることを知る。

　自分の再就職がなかなか決まらないのは、祖父の世話を手伝えるよう勤務時間帯に制限があるからだと感じていたむくは、たまらず専門的なケアが必要な祖父の施設入りを提案するが…。

「なにを　言ったって無駄」「この家は　愛が飽和している」「どこにも　逃げ場なんてない」

　「家族のことは好き」「疲れた」「もっと遊びたい」「こんなこと考えちゃ駄目」「お爺ちゃんの世話がなければ今頃…」「でも“ありがとう”って言ってくれる。頼られてるのは嬉しい」。家族の愛の重さに沈んでゆく。さまざまな感情が渦巻く。

　もがき苦しむ彼女を救ったのは、10年ぶり再会した幼なじみ・優都だった。深い愛情を見せる“愛重”な優都。祖母や母を論破していく彼のぶっこみぐあいは、実に痛快だ。

「地方で生きる中で、多くの人が感じているかもしれない悩み。そして、その悩みを上回る、美しさや優しさ。そういった地方の町の大好きなところを描いています。そこにヤングケアラーという問題×愛重男子を詰め込んだ、ピュアでヘビーで感情ぐちゃぐちゃになる新感覚ラブストーリーを楽しんでもらえたら幸いです」（ちづはるか氏）

　雪国の美しい風景と共に展開する、ピュアでヘビーなラブストーリー。どうか、むくが笑顔でいられる日がきますように。

商品概要は以下のとおり。
ちづはるか『この雪原で君が笑っていられるように』1巻
判型：B6判／168ページ
定価：715円（税込）
電子版：価格は各販売サイトでご確認ください。

12月14日まで本作などが無料試し読みできる「『今日も王子が尊いです。』新刊配信フェア」実施中!!

『この雪原で君が笑っていられるように』1巻の発売＆配信を記念して、無料試し読みキャンペーンを、「小学館eコミックストア」ほか主要電子書店各社で12月14日まで実施中!!
対象作品は以下のとおり。

ちづはるか『この雪原で君が笑っていられるように』
後藤みさき『だってもうスキになっちゃったし』
後藤みさき『結んで、ほどいて、キス』
後藤みさき『東京アパレルガール』
甘宮ちか『抱きしめておやすみ』
甘宮ちか『甘やかしてね猫だから』
甘宮ちか『文豪に捧げる乙女』
甘宮ちか『藍は美し恋せよ乙女』
千葉コズエ『大福ちゃんと王子さま』
ヒナチなお『今日も王子が尊いです。』

　美しさと優しさ、儚さ、そして愛の深さ。きっと、あなたの心を揺さぶる。

■『この雪原で君が笑っていられるように』第1話 （全68ページ）の試し読みはコチラ

https://cheese.tameshiyo.me/KONOSETSUGEN01

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