第16回小学館ライトベル大賞受賞作『わたしはあなたの涙になりたい』の著者・四季大雅氏、
故郷・郡山市の市長を表敬訪問!!

　第16回小学館ライトノベル大賞 大賞受賞作『わたしはあなたの涙になりたい』（イラスト：柳すえ）の著者、四季大雅氏が、発売日の７月20日に郡山市長を表敬訪問した。

　本作は、全身が塩に変わり崩れていく奇病“塩化病”で母親を亡くした少年と、天才的なピアノ奏者の少女との出会いと別れが、３.１１の東日本大震災や、ショパン国際ピアノコンクールなど現実の事象を織り交ぜながら感動的に描かれている。その物語の舞台となるのが、著者の四季氏の出身地でもある福島県郡山市。この作品は、青春時代を過ごした著者の故郷への想いと、さらに東日本大震災を経験したすべての人への「癒やし」となれるような祈りが込められていたことから、今回の表敬訪問が実現した。

　郡山市役所を訪れた四季氏を温かく迎えた品川萬里市長は、作品への感想や自分なりの解釈を伝え、次回作の構想を訊くなどした。そして話題は３.１１のことにも及び、互いのその当日のことについて語り合った。また、大賞の賞金200万円について四季氏は、東日本大震災の被災地復興など慈善事業に全額寄付したい旨を市長へ伝えた。

　本作『わたしはあなたの涙になりたい』は、第16回小学館ライトノベル大賞の大賞受賞作。５年ぶり「大賞」受賞となり、ゲスト審査員を務めたアニメ監督の磯光雄氏から「審査なんかとんでもない。美しい物語をありがとう」と最大級の賛辞が送られた。是非、この機会にご一読を。

商品概要は以下のとおり。
著：四季大雅　イラスト：柳すえ『わたしはあなたの涙になりたい』
判型：文庫判／312ページ
定価：704円（税込）
電子版：価格は各販売サイトでご確認ください。

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