やまこし復興
- 内容紹介
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2004年10月23日午後5時56分、新潟県中越地方をマグニチュード6・8、最大震度7の大地震が襲った。後に新潟県中越地震と命名されるこの地震によって、中越地方全域は甚大な被害を被った。錦鯉と闘牛と棚田の山里であった山古志郷の被害は特に大きく、生活の生命線であった「国道291号線」も寸断され、全村民約2000人の避難という事態となった。しかし村民たちの「山古志へ帰る」との強い思いは行政、建設業者を動かし、わずか2年という短期間で、帰郷可能なまでの復旧を成し遂げた。取り戻すべき山古志の歴史、暮らしを紹介しながら、国道291号線再建の模様を描いている。巻末に、長島忠美・元山古志村村長のインタビューを収載。