完全復刻版 青い花びら
- 内容紹介
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本書は、1958年に著者が「松本あきら」名義で刊行したもので、デビュー2冊目の単行本です。雑誌『少女』に'57年から'58年にかけて発表した読み切り短編「小鳩のひとみ」「死神のセレナーデ」「幽霊の足音」の3編を収録したアンソロジーです。 家族の絆や友情、悪へ立ち向かう勇気なども織り交ぜながら、森の中の泉や美しい死神、ピアノを弾く美少女の幽霊など、ミステリアスな描写がふんだんに描かれます。松本あきら名義の少女漫画はいずれもファン垂涎のお宝化しており、カラーも含めての完全復刻は待望の1冊です。当時の少女漫画の枠を超えて描かれる、サスペンスと幻想溢れる幻の傑作ファンタジーを約50年ぶりに復刻いたします。