少年探偵・岬一郎短編集
- 内容紹介
-
▼幽霊花火(57年『窓』1号・公楽出版)▼死相(59年『街』24~25号・セントラル出版)▼第四の棺桶(57年『鍵』1号・三島書房)▼毒蛾館(57年『鍵』2号・三島書房)▼黒子の怪(58年『鍵』4号・わかば書房)●本巻の特徴/「森の兄妹」「姿なき招待」に続く、楳図かずお復刻シリーズ第3弾! 著者デビューの翌年に描かれた「底のない町」で初登場し、著者独特の怪奇・スリラー趣向で、広く人気を博した少年探偵・岬一郎。当時数千部のみしか発行されていない貸本短編誌「鍵」や「街」などに収録された短編「岬一郎シリーズ」を、掲載された状態になるべく近い形で再現した復刻版!●巻末解説『「少年探偵・岬一郎短編集」読本』の内容/死への恐怖と畏敬の念(川本三郎・評論家)、少年にして探偵たるもの―「岬一郎シリーズ」をめぐって(芦辺拓・作家)、「岬一郎短編集」と貸本短編漫画誌(三宅政吉・貸本マンガ史研究会)