シロがいて
- 内容紹介
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西炯子が鋭く描く、猫と家族のヒストリー。 「そのネコの記憶は 父が35年ローンで東京郊外に建てた家から始まる」
ある、四人家族の長男・航(わたる)が拾ってきたシロめぐって綴られていく家族の物語。
成長する子どもたち そして家族は 少しずつ形をかえていくーー
ひりひりするようなリアルを含んで1話1話展開されていく、よみきり連作集。
- 編集者からのおすすめ情報
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1話ずつ年月を重ねて家族の歴史を描いた、こころにざっくり刺さる連作集です。
とにかく父のダメっぷりが凄く、それに振り回され傷つく長男、妻、そんな父を反面教師にして突っ走る長女・・・読み始めたら目が離せない家族の物語です。ぜひご一読を。