ひねもすのたり日記 第2集
- 内容紹介
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国民的作家ちばてつやがマンガと出会った頃 中国大陸での苦難の引き揚げの旅を終え、千葉一家はやっと全員無事に日本へ帰ってきた。引き揚げ先の千葉県・飯岡で、てつや少年はすくすくと育ってゆく。ある日てつやは、田んぼのあぜ道で初めて「マンガ」と出会った! 運命に引き寄せられるようにひと筋の道を歩み始めた少年の心の中と、現在の作家としての日常をユーモアたっぷりに描くオールカラーショートコミック。夭逝した実弟ちばあきお氏の想い出など、切実な思いが胸にしみる。
- 編集者からのおすすめ情報
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第1集では、旧満州ですくすくと育ち、7歳の時に敗戦。そして中国からの引き揚げの苦労を描いた内容でしたが、この第2集ではマンガと出会い、それを生きる道と思うまでのちば少年の成長が読めます。そしてマンガの世界に案内してくれた大事な友・木内くんの想い出。実弟の夭逝した作家・ちばあきおさんの想い出。コマから溢れる想いに胸打たれます。