国境のエミーリャ 7
- 内容紹介
-
★主義や国境に縛られない世界を、いつか!
時は1963年。
冷戦最前線の列島となった日本は東西に分断され、
東京の街もまた「ベルリンの壁」さながらの壁により
2つに分断されている。
そんな東京の東側、東トウキョウで
“脱出請負人”として生きる杉浦エミーリャは、
様々な人生と交錯しながら生きる。
アメリカに亡命し、世界初の実用的回転翼機の
開発に成功した“ヘリコプターの父”シコルスキ-。
工学と生化学の博士にして、整形外科医。
想像を上回るテクノロジーを生み出す天才亡命者・ポポフ。
かのスターリンからも表彰をされた
“機械式テレビ”のソ連邦随一の研究者・ナザロフ。
そして、大戦中にソ連のために大きな働きを
したことで知られる希代のドイツ人スパイ・ゾルゲ。
歴史に名を刻んだ人物が、歴史に名は残していないけど
東西冷戦の時代を生きていたかもしれない人物が、
物語の中で躍動する仮想戦後活劇 第7巻!
ポップグループ・TWEEDEESとの音楽×漫画の
三度のコラボレーションを記念した行われた
スペシャル座談会の模様を巻末に特別収録!