蒼穹のアリアドネ 17
- 内容紹介
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存在を否定されて、黙ってられない。 旅を進めるラシル一行は、突如、ジッヒ族に命を狙われる事態に陥った。
ジッヒ族とは、世界滅亡を前に現れる“終末の裁定者”。
この世に存在してはならぬと断罪された一行は、明確な意思をもって殲滅させられそうになるが…強大な力を持つジッヒ族に対抗できるか。
そこに「国盗り」をしようとする勢力も現れ、世界は混沌としてゆく―――
不安と希望が満ちていく中で
蒼穹の騎士と皇女の冒険はさらに加速していく。
- 編集者からのおすすめ情報
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旅路が進み力をつけたラシル一行は、この世界のあらゆる勢力から狙われる立場となってきました。
世界の秩序を守る役目のジッヒ族は、
ラシル一行を、この世に存在してはならぬ存在である、と断罪してきます。
有無を言わさず一方的に攻撃を受けるそんな理不尽な世界なら、世界ごと、その理ごと変えてやると動くラシルたちの懸命な闘いは思わず応援したくなりますし
これまで史上、最も強大な敵といっていいジッヒ族が見せる不気味な闘いぶりも圧巻で目が留まります。
八木教広が圧倒的筆致で紡ぐ超本格ジュブナイルファンタジー。
どうぞご一読ください。