国境のエミーリャ 4
- 内容紹介
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鉄のカーテンが降りた日本。仮想戦後活劇!
冷戦最前線の街、1962年のトウキョウ。
壁によって東西に分断されたこの街で
脱出請負人として生きるエミーリャ。
エミーリャは、この壁の街で
様々な依頼人、その人生と交錯する。
壁によって離れ離れになってしまった
息子との再開を願う母の勇気。
自分を東に残して亡命したという娘を
捜し続ける信心深い母の祈り。
エミーリャに淡い想いを抱かせる
年下の青年との交流。
そして更には、とある脱出作戦の背後に
見え隠れする、幼い頃に生き別れた
エミーリャの父親の影………
鉄のカーテンによって分断された列島を舞台に、
そこで生きる人々の息吹を描く仮想戦後活劇!!
物語の深みと赤み増す第4巻!!