からくりサーカス 4
- 内容紹介
-
聖ジョルジュの剣を仕込んだ腕が、敵を斬る テントを取り上げられ、まともな興行が打てなくなった仲町サーカスは、勝の機転を効かせた演出と、リーゼロッテ、ヒロとノリの活躍もあって、街角での公演を成功させる。
一方、海を遠く離れたフランス・パリの広場では、ひとりの大道芸人が慣れない芸を披露していた。その直後、広場に突っこんできた銀行強盗の車。逃げ遅れた観客を守るべく、暴走車の前に立ちふさがった男は、練りこまれた気を打ち込むのだった。
- 編集者からのおすすめ情報
-
藤田和日郎の長編第2弾「からくりサーカス」が、待望の文庫化。各巻にポイントを振り返るコラムを掲載し、複雑な物語をわかりやすく解説していきます。また、カバーを外した表紙には、著者の制作ノートからラフイラストや初期設定画などを本邦初公開! サーカス、人形、からくり……3つのキーワードが、時代を超えて絡まり合う冒険活劇を、余すところなく収録する全22巻、あの男が復活を遂げる第4巻の登場です!!